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応援上映の聖地!「塚口サンサン劇場」のイベント・特殊上映がものすごい!

応援上映の聖地!「塚口サンサン劇場」のイベント・特殊上映がものすごい!

みなさんは「応援上映」という言葉を聞いたことがありますか?今回は、映画館での応援上映やイベントってどんなことしているの?という疑問や塚口サンサン劇場の個性的な取り組みについてもっと深堀りしていきたいと思います。これを見れば、塚口サンサン劇場の魅力がさらにわかると思います。

目次

1.映画館におけるイベントとは
2.塚口サンサン劇場における特殊上映
3.塚口サンサン劇場の過去イベントまとめ
4.塚口サンサン劇場の仕掛け人

1.映画館におけるイベントとは

映画館のイベントと言えば、定番なのが主演俳優さんたちの「舞台挨拶」です。いろいろな劇場のイベントなどを見ると舞台挨拶と合わせてトークイベントを開催したりするのが一般的です。また、映画館という箱を利用した「寄席」「スポーツのパブリックビューイング」というイベント活用も見られます。
また、最近の傾向として「応援上映」という映画鑑賞の様式も現れています。

応援上映とは?

映画の上映中に観客が大声を出すことが認められた特別上映回。同様のものにチアリング上映、発声型上映、絶叫上映、声出し上映など。映画上映中に観客の声援、コスプレ、アフレコなどが許される新しい映画鑑賞スタイルであり、映画館では静かに映画を鑑賞するという従来の概念を覆すものである。盛り上がるシーンで歓声や声援を上げたり、ツッコミを入れたり、劇中のセリフを唱和したり、サイリウムを持ち込んでコンサートのように楽しむことができる。
応援上映の醍醐味は「ファンが作品の興奮や感動を共有できる」ことであり、会場が一体となる楽しさがネットや口コミで話題となり、同じ映画に何度も通うファンが増えたという。一方で上映中に声を出すという特性上、映画に集中したい人には不向きであり、ネタバレは避けられず、「リピーター向けの祭典」ともいえる。また応援上映と知らずに入場してトラブルになった例や、観客の迷惑行為で応援上映が中止された例が報告されており、映画館側の情報の周知や観客のマナーが必要とされる。

ウィキペディアより

このように同じ映画をファンが一緒に一体となって掛け声や歓声ともに楽しむ点が、「映画は静かに楽しむ」というスタイルと一線を引く鑑賞スタイルとなります。また、日本のコスプレ文化と融合したスタイルもありファンを楽しませているようです。
実はこのスタイルは、全く新しいというものではなく、昭和の映画館ではスター俳優が登場するシーンでは掛け声などもあったそうです。確かに歌舞伎では、「○○屋!!」といった掛け声があるため、同様の鑑賞スタイルなんでしょうね。
また、海外ではこのように絶叫しながら盛り上がるというのは普通の様です

2.塚口サンサン劇場における特殊上映

では、塚口サンサン劇場における特殊上映についてみてみると、ネットで検索するといろいろなワードが出てきます。
応援上映
マサラ上映
重低音上映
コスプレOK
なかなか聞きなれない言葉もありますね。応援上映は上記の通りでが、マサラ上映とはインド映画を上映する際に歌って踊ったり、紙吹雪をまいたり、クラッカーを鳴らして楽しむ体感型鑑賞スタイルです。重低音上映は、増設したサブ・ウーハーなどによって重低音を強調して体感できる上映方式です。また塚口サンサン劇場はコスプレでの鑑賞もOKとしており、トイレでの着替えなどもできるようにしています。

Twitterでの投稿を少し見てみましょう。今月のイベント告知と過去のイベント告知のものです。

なんかライブのイベント告知の様ですね^^次に具体的に塚口サンサン劇場のイベントの様子を見ていきます。

塚口サンサン劇場のホームページはこちら

3.塚口サンサン劇場の過去イベントまとめ

なんとなく塚口サンサン劇場の雰囲気がつかめてきたでしょうか?なんだかワイワイ楽しみながら鑑賞できるのかという感じですよね。ここでは、過去のイベントの様子をYoutubeの映像を引用しながらご紹介していきたいと思います。

塚口サンサン劇場 戸村文彦氏トークイベントの様子(Youtubeより)

塚口サンサン劇場マサラ上映幕間の様子(Youtubeより)

ガールズ&パンツァー 劇場版のイベントの様子(Youtubeより)

このようなトークイベントや応援上映だけではなく、次のようなイベントもあったようです。

雨天決行の「花火大会」が再び、兵庫・塚口の映画館で夏を体感

映画館で花火大会の映像をみんなで見るイベント。いろいろやってますね^^

このように一種のお祭りのように非常に盛り上がっていますよね。今は、コロナの影響からかトークイベントのようなものが中心になっているようですが、こういう上映は一度体験してみたいなと思いますよね!

4.塚口サンサン劇場の仕掛け人

このように近隣でシネコンの波が押し寄せる中、色々なイベントや取り組みを行い、逆境の中でも業績を右肩上がりしていった仕掛け人は誰だったのでしょうか?塚口サンサン劇場の戸村文彦氏その人です。戸村さんに関する記事なども多くあり、ここではいくつかご紹介させてもらいたいと思います。

戸村文彦さんは、塚口サンサン劇場で営業課長をされている40代の方です。数年前の「尼ノ國」というサイトにインタビュー記事がありましたのでそちらをシェアしたいと思います。

全国から人を集める「まちの映画館」の仕掛け人

今の塚口サンサン劇場のスタイルもきっかけはTwitterのつぶやきだったようです。2013年に上映されたパシフィックリムでどちらかを応援しながら鑑賞しようというイベントが東京で行われ、それを関西でもやってほしい。サンサン劇場さん慣らしてるれるんじゃないか?といったノリで行われたようです。

劇場のファンの要望を掴み、それを実行していくスタイルなんですね。このようにSNSなどを駆使して情報の発信とニーズのキャッチを行っていくことがポイントだったようです。

ファンからしても「やってほしい」を実現してもらえると嬉しいですし、ますますファンになっていきますよね。

次にYoutubeにアップされている愛される映画館について語られた動画をシェアさせていただきます。

イベントの様子をバッチリ公開してくれてありがたいですね。

塚口サンサン劇場は、他と差別化をあえて狙ったのではなく、

お客さんに喜んでほしい。映画に関心のない人が興味を持ってもらうにはどうしたらいいかという地元に根差した取り組みの結果が個性を際立たせることになり、結果として差別化され、地元だけではなく、東京からも人が引き寄せられる映画館になったのです

みなさん、塚口サンサン劇場の魅力は伝わりましたでしょうか?ぜひ足を運んでみましょう!